どういう違いがある?ゼネコンとサブコンについて
ゼネコンという存在
まずは、ゼネコンとはなんなのかについて見ていきましょう。
いわゆるゼネラルコントラクターの略になっており、日本語にしますと総合建設業者のことを指しています。
主にはマンションやビル、テーマパークや病院というような大型の建物を担当しています。
ところで、ゼネコンと他の建設会社との違いとはなにがあるのでしょうか。
他の建設会社でしたら、設計や施工や研究をその担当している会社それぞれが作業を行っているというのがほとんどです。
ですが、ゼネコンの場合は設計も施工も研究も全て自社で行われているので、仕事も早いしきちんとコミュニケーションも取れているという特徴があります。
そのため、前出のような大きな建物を建てる際にはゼネコンが無難というわけなのです。
入札について
ところで、ゼネコンと聞いて入札や談合という言葉が思い浮かぶなんて方もいらっしゃるでしょう。
確かにニュースでゼネコンと一緒にこれらの言葉が伝えられることが多いですものね。
では、その入札とはどういうことなのでしょうか。
入札は、とある大きな建物の建設などの権利をいわゆるオークション形式で数々のゼネコンが争って契約を勝ち取るということを言います。
どういう部分で争うのかと言いますと、その建物にかかる工事費用や期間をそれぞれ提示してそこから戦っていくという感じですね。
ちなみに、この入札で前もって担当のゼネコンを決めたり、知り合いを優遇するのは違法ですのでもしバレたら問題になります。
ニュースになるときはこういった不正が明るみになったと思っていいでしょう。